コラム
住まい購入その後に
新築の定期点検でチェックすべきポイントは?
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おうちの神様では、お引き渡しの半年後、1年後、2年後に定期点検を行なっております。点検ではどんな箇所をチェックするのか、どういったところに補修が多いのか、気になりますよね。
今回のテーマは「定期点検」。あわせて、家を長持ちさせるためのポイントもご紹介します!
お引き渡し後に3回行う定期点検
新築住宅をお引渡し後、半年、1年、2年と3回の定期点検を行う際に、すべて同じチェックシートを使って確認していきます。
外壁や屋根など屋外部分〜屋内、建具、ボイラーやお風呂などの設備まで、約30項目を順番にチェックします。
屋根に上がってダクトにゴミがつまっていないかの確認や、床下点検口を開けて基礎部分の点検をしたり、家を建てるときに土を掘り起こすので、敷地で土がへこんでいるところはないかなど、家の周りもくまなく確認します。
ひと通りチェックを終えたら、最後にお客さまに説明して、必要な補修があるときは日程をご相談して、別日に補修を行います。
2年目で補修するべき箇所もある
点検で見つかる不具合で一番多いのは、ドアの建て付けです。
特に木造住宅は、木が水分を吸ったり乾燥したりを繰り返すため、ドアが開けにくくなったりすることが少なくありません。
これはドライバー1本で調整できるので、点検を待たなくても、連絡を頂けましたらお伺いしてパパッと直すこともできます。
また、クロスとクロスにすき間ができてしまうこともよくあります。
すぐに補修したくなりますが、一般的に木の収縮が収まるのは、建築後2年くらいと言われています。
半年、1年と何度も補修すると、跡が残ってしまうので、2年点検まで待って一気に埋めた方がキレイです。
模様替えで家具をぶつけて壁に穴が開いてしまったなど、お客さまの過失による傷の場合は保証の対象にはならないので、そのような場合に補修を希望されるときは、火災保険を使って修理するケースが多いです。
家を長持ちさせるコツ
家を長持ちさせるために大事なのは、換気と掃除です。
壁には給気口、クローゼットやトイレなど匂いの発生しやすい場所には排気口がついているので、その中のフィルターを半年に1回程度、掃除機で吸ってお手入れをしましょう。
給気の量が弱まると結露やカビの原因になりますので、これはぜひやっていただきたいです。
あとは網戸の開閉です。網戸が巻いて窓の中に隠れるような仕組みになっており、閉まりにくくなってしまうことがあるので、できるだけ端っこではなく中心を持って閉めるようにしてください。
ペットを飼っているお客さまには、ペットのウンチをトイレに流さないようにお願いしています。節水型のトイレなので詰まりの原因になります。ゴミとして出すようにしましょう。
定期点検以外で気になることもぜひご相談ください
なにか気になることがあったら、いつでもお声がけください。
私共は、家を建てておしまいではなく、住んでからの幸せな暮らしをサポートができる会社を目指しています。
末永いおつきあいをよろしくお願いいたします!